フロイトのセックス論

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toko_profileはるか昔、
アダムとイブの時代から、
性というものは強く意識されてきた。

人間の中にある性的欲求のおかげで、
私たちは誕生し、また愛をはぐくんでいる。
なんていう、大それたことを語っているが、
ここで伝えたいことは、
どんな人間も性を意識しているということだ。

ナンパで躊躇しているあなた。どんなカマトトぶった女性だって、清廉潔白な男性だって、性行為の果てに、受精し誕生しているのだ。

本能的に性を求めても不思議ではない。しかし、この性というのは、意識の仕方にも様々あり、恋愛にも強く結びついていく。

さらには、性の不一致で起こった悲劇もあり、「性=性行為・性欲・セックス」という考え方では語れない。心理学的分野や少々専門的な話も交えて、真面目に(!)性について語っていきたい。

人間は生まれたときから性を意識する

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性別というものについてどう思っているだろうか?

お腹の中に赤ちゃんがいる時点で、性別を知りたがる。赤ちゃんが生まれる前から、男の子だったら、女の子だったら、と思いをはせる。

「性」というものは、人間の根本であり原点である。

三大欲求の一つである性欲

三大欲求と呼ばれる人間の欲求には、食欲・睡眠欲・性欲がある。

食事を摂取しなくては、エネルギー補給が出来ずに死んでしまう。さらに、睡眠も人間にとって必要不可欠である。

実際に、人は寝ずにいるとどうなるのかという実験が行われた。その際、丸2日間寝ずに過ごしたあたりで、幻覚や幻視が起こるようになった。

寝ない=死ぬと断言することはできないが、精神的に負担がかかり、非常に危険な状態になる。

最後に性欲。食欲や睡眠欲に比べると、優先順位が低い欲求と考える人もいる。しかし、性欲というのは、一番生死に関わる欲求なのかもしれない。

まず、人間はどうやって産まれるのか。性行為もしくはそれに準ずる受精方法によって、人間は誕生するのである。性が無いと「生」はそもそも起こりえないのだ。人生において、人間は常に性を意識する。

性欲が強い人はナンパをしやすい?

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男性は性の話に積極的だが、女性は消極的、そう勘違いしていないだろうか?

ナンパをするのも、Hに誘うのも男性からばかり・・・けれど、女性だって当然性欲はある。

ましてや、ナンパのその日にすぐセックスなんていう話もチラホラ。

その日に体を許してしまう女性

ナンパしたその日に、体を許してしまう女性、実は結構いるのだ、いわゆるワンナイトラブである。詳しくは即に関して考察した過去記事を参照してほしい。

よく、男性の脳みそと下半身は直結しているなんていう、比喩を使用する人がいる。

この言われ方では、あたかも女性には性欲が無いように感じてしまう。しかし、当然女性にも性欲はあり、男性とは一味違うのだ。

オーガズムの例からみても、男性は一瞬の精子が放出される射精状態で、快感は終了してしまう。しかし、女性は絶頂状態が長く断続的に続くのだ。

恋愛と性欲の関係

恋愛=セックスと考えてしまう人もいるが、セックスもひとつの恋愛の形であり、あながち間違いとも言えない。

もちろん、お互いの合意無くして性行為を行ったり、強姦まがいのことをしてしまったり、これは恋愛とは程遠い。

例えば、聖書に登場するアダムとイブ。この二人は、禁断の果実であるリンゴを食べてしまい、神にとがめられる。

この禁断の果実であるリンゴを、性行為と捉える考え方も多くある。恋愛において、性欲は禁忌をおかしてでも満たしたい、必然的な欲求なのかもしれない。

フロイトの性的発達理論~発達全てに性欲が結びつく?~

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フロイトという学者は、精神分析を性的な発達と結びつけている。

少々語弊を恐れずに言うと、性的な発達が人間の発達と強く関連するという精神分析論を唱えたのだ。

人間は、誕生してすぐに性的な部分を意識し始める。

ここでは、少々専門的な心理学用語を交えて話していくが、かなり偏ったユニークな精神分析論である。

口唇期

口唇期は、口と唇に性的欲求を感じ、発達をしていく。

当てはまる時期は、誕生から生後一年半までの間をさす。この時期に、赤ちゃんは唇を使い吸引することで、生きるすべをおぼえていく。

お母さんのおっぱいを飲んだり、哺乳瓶を飲んだり、口を必死に使う。原始的な反応として、吸啜(きゅうてつ)反応という、吸引を行う反応が備わっているのだ。

このように、正しく口や唇を使うことができるのか、この部分が中心となり、心と身体が発達していく。

赤ちゃんは、お母さんの乳首を加えるだけで、絶対的な安心感を得る。

この母親からの絶対的な安心感を得ることにより、自分自身が愛されるということを無意識的に知ることになる。母乳が出ない場合もあるが、その場合はおしゃぶりを加えることもある。

肛門期

排泄をする肛門や尿道に快楽を得て、発達をしていく。

当てはまる時期は、生後8ヶ月ころから3歳前後をさす。この時期になると、トイレトレーニングが始まる。

赤ちゃんはうまく意思表示をすることができずに、おむつが濡れてしまった・うんちでお尻が不快な思いをしたとき、どうすることもできない。

そうしているうちに、おしっこやうんちといった排泄をすると、泣き声で知らせることができるようになる。

スッキリとする生理的快感や排泄物をした後の生理的不快感を泣き声で知らせているうちに、段々自我が芽生え始まる。

「もしかして、皆の前でおしっこやうんちを漏らしてしまうことは、恥ずかしいことなのかな?」

この肛門期というのは、罪悪感とも強い関係がある。

「うしろめたい」という言葉は、罪悪感を感じる・恥ずかしいという意味がある。この語源は、肛門器の排泄行為と言われている。

うしろめたい→後ろがつめたい(おしりが冷たい)→排便がうまくできていない、といった経緯である。

男根期

この性的発達理論というのは、男性中心で考えられがちだ。よって、ここでは男根期という言い方が主流である。

女性でいう男根を、クリトリスと捉えている場合もある。この時期は、3~4歳から6~7歳の時期と言われている。初めて男女の違いや、性別を感じる時期となる。

性を意識することで、親への接し方が変わる。同性の親に対しては嫌悪感や敵対心を感じる。そして、異性の親の方に好意を向け、べったりと接する。

これが、異性の親に対して無意識に性的欲求まで起こしてしまうことを、エディプス・コンプレックスという。

エディプス・コンプレックスとは、ギリシャ悲劇のエディプス王を基に考えられた。このストーリーでは、自分の母親を欲しがったために、父親を殺そうとした息子が描かれている。

父親は、母親を欲しがる息子に対して、男根を切り取るぞ!と脅した。この状態を去勢不安といい、男性の主導権の剥奪という部分も含まれている。

潜伏期

これは、男根期におこったエディプス・コンプレックスを抑圧し、ある意味では性的欲求を潜在させておく時期である。

5歳~12歳ころといった、思春期の始まる次期である。男女の区別がしっかりつくまで、性徴が見られる間の曖昧な部分を指す。

小学校に入る時期になると、ルールとして着替え・お手洗い・授業(保健体育等)男性と女性は区別される。

幼いころは男女関係なく遊んでいた時代もあったが、男の子同士で遊び、女の子同士で遊ぶようになることで、男女の違いが明確になってくる。

性器期

名前の通り、性器の発達により、精神や自我・自己の発達が起こる。

時期は、12歳以降のあたりで思春期以降である。男性は精通がはじまり、女性は月経が起こる。こうして、性器は生殖器として発達していくのだ。

性器で快感を得ることができ、性的欲求を性器の使用で解消することができるようになる。フロイトの考えるところでは、この性器期は、12歳以降、成人してもずっとこの時期の中にいる。

この性器期により、自分自身を深く認識でき、アイデンティティを確立できる。

アイデンティティという言葉を良く耳にするが、正しくいうと「自我同一性」。自分が一体なにものであるのか、をしっかりと考えることができる。

伴風京
性的発達理論初めて聞きました。
かなり偏った感じがしますが、面白いですね!
あと、おそらくフロイトってド変態ですよねw知らんけど。

体の性・心の性・性的対象

david

「性」と一言にいっても、実は様々な種類がある。

大きく分けると、体の性(生まれ持った性別)・心の性(自分自身をどう思っているのか)・性的対象の3種類を基準に考えていく。

今は、10人に1人が性的少数派であるLGBTと言われている。

多様化する性とLGBT

LGBTは、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの頭文字を示す。

性的少数派をさすが、10人に一人はLGBTと言われている。よく、ホモ・オカマ・オネエ・オナベなど、様々な言い方がなされるが、しっかりとした呼び名があり、差別用語になる可能性もあるため注意が必要だ。

一般的にノンケと呼ばれる人間。異性愛者は、体の性が男性・心の性が男性・性的対象が女性。または、体の性が女性・心の性が女性・性的対象が男性の状態である。さて、LGBTはどうなるのか?

簡単に説明すると、レズビアンは体の性が女性・心の性が女性・性的対象が女性の場合を指す。

ゲイは、体の性が男性・心の性が男性・性的対象が男性

バイセクシャルは、体の性と心の性は一致しているが、性的対象は男性女性の両方となる。

さらに、トランスジェンダーは、体の性や心の性が一致していない場合といった、ノーマルでもなく同性愛者でもない、性的少数派を指す。

生まれつきの体の性と心の性が一致していない場合を、性同一性障害という。これは、トランスジェンダーに含まれる。

もし、仮に後天的に予期せぬ事態で自分の意志とは関係なく、体の性と心の性が一致しない場合は、どうなってしまうのか?

デイヴィッド・ライマーという男と、ブレンダという女

デヴィッド・ライマーは、双子の男の子として生まれた。しかし、1歳になる前、排泄で痛みを訴えたため包茎手術を受けることになる。これにより、彼の悲劇は始まっていくのだ。

ライマーの許可なしに勧められた包茎手術は失敗におわり、ペニスは失われてしまったのだ。

さらに、主治医と両親は、ペニスを失ったライマーの将来のためと考え「女性」として生活させたのだ。その女性としての名前は「ブレンダ」。

いわば、後天的に性別が変わってしまった人間は、どのように生活していくのか、という性転換の実験台にされてしまったといっても過言ではない。

ブレンダは、性徴するにつれて自分の違和感に気づいていく。

ブレンダは悩み、同時に両親も悩んだ。

両親は医師のすすめに従い、ブレンダを女性として育てようと必死にもがいていく。

しかし、ブレンダは、父親から自分の生い立ちを聞き、女性として生きていくことを拒んだ。

14歳になり、ブレンダは本来あるべき男性にもどり「デイヴィッド」と名乗って生活していく。

さらに、彼は女性と結婚をした。しかし、担当の主治医はディヴィッドの女性化を後天的性転換の成功例として、発表していたのだった。

ディヴィッドの両親は、生涯自分たちを責め続けた。

双子の弟はうつ病により自殺をし、さらにディヴィッドも自分の両親たちとの関係に悩む。自分自身の失業や離婚危機・・・そして、彼は自ら命を絶ってしまう。

人間は、性というものを生まれたときから強く意識している。当たり前のようにペニスがある、当たり前のように乳房がある、しかしそれを当たり前と感じない人間もいるのだ。

それを苦に、悩み苦しみ、生きることさえ諦めてしまう人間もいる。

まとめ~性を意識するのは当たり前!~

ここまで、心理にひそむ性的な意識について解説してきた。

この記事では何が言いたかったのか?

「どんな女性でも性を意識している」ということ。矛盾した言い方になるが、無意識の中で性を意識しているのだ。

だから、ナンパしてすぐセックスまでいけますよというゲスな話ではない。しかし、人間の根底には性欲があり、性の意識が潜在している。本能的に備わっているのだ。

だから、女性をナンパしようと思って、足がすくんでいるあなた。是非、今一度頭の中で考えてみてほしい。どんな人間にも性欲はあるということを。

ちなみに、今は他人に対してセクシャルな欲望が一切わかない無性愛者という、性欲の無い人間というカテゴリーもあるようだ。

その場合は、私からお伝えできることは何もないため、無償の愛であるアガペーで乗り切ってほしい。

伴風京
無性欲者を若干突き放す冬子さんw
おそらく無性欲者の方はこの記事、見ていないですよね!きっと。

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