ナンパ師と表情心理学(中級編)

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toko_profile前回の表情心理学の初級編では,
まずは基本的な感情と人間の表情を
どう見極めるかについてお話しした。

比較的に,基本的な感情は判断しやすい。

この基本的な感情からさらに細かい感情として,
自己意識的情動がある。

この自己意識的情動はかなりやっかいであり,表情だけで見極めることは難しい。

他の判断要素が必要となる。

この記事では,表情プラスさりげない行動や見た目に出る変化によって,どのくらい感情が分かるのか。

さらには,どうナンパや恋愛に生かしていくのか紹介していく。

普段何気なくしている行動でも,何らかのメッセージが込められている可能性も!?

是非,参考にしてほしい。

基本的感情のその先を見極める

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表情心理学の初級編で紹介した,エクマンが示した6つの基本的感情。

基本的感情は,怒り・嫌悪・恐れ・幸福感・悲しみ・驚きの6つに分けられた。

実はその基本的感情からさらに発達した感情として,自己意識的情動がある。

自己意識感情は,基本的感情が発達したものであり,その分表情にも出にくく,判断もしづらい。

ここでは,その自己意識的情動の中でも比較的分かりやすい,誇り・恥ずかしい・嫉妬・罪悪感を紹介していく。

誇りやプライド

誇りは,表情に簡単に出るわけではない。

えっへんと胸を張っている様子や,得意げな表情をしている様子がイメージできる。

基本的感情の喜びと異なる点は,他人から承認や称賛を受けることを必要としている点で区別されている。

そもそも,誇りという感情自体が,日本人にとってはあまり馴染みがないかもしれない。

誇りを持つということは,とても良いことである。

自分自身に誇りを持つこともあれば,友人や家族といった相手に対して誇りに思うこともある。

日本人にとって,「誇りをもつ」という言葉には,あまり親しみが無いように感じる。

私は自分に誇りを持っている!なんてことを言っていたら,随分自分に自信がある人だなと思ってしまう。

日本では誇りを持つことは,自慢すること,傲慢であること,プライドが高いといった,悪い意味でとらえられてしまうことが多々ある。

しかし,英語圏では「I am proud of you」という言葉が,慣用句に近い形で用いられる。

直訳すると「あなたを誇りに思う」という意味であり,日本ではあまり使わないイメージがある。

しかし,英語圏の人は「よくやった,良かったね」といった意味で,相手を褒めたり一緒に喜んだりするような意味合いである。

伴風京
日本では謙虚である事が美徳ですもんね。
そういう意味では、日本人は普段から他人が誇りを持っているかどうかを判断する際に、表情やしぐさから読み取る事に慣れている(感度高い)とも言えるのでしょうか。
とりあえず、誇りはコミュニケーション取りながらある程度長い目で見て判断するんでしょうね。
あと、こういう人を誇りに思う瞬間って、自分が所属しているコミュニティがマイノリティであればあるほど感じやすいと思ってます。
ナンパのコミュニティって、割とマイノリティで、お互いを称える文化があるから、自分に自信を付けるのに良いんだろうなぁと思いました。

恥ずかしいという気持ち

恥ずかしいという表情は,顔を真っ赤にしたり,鼻の下をかいたり,舌をペロッと出したり,二次的感情の中でも,分かりやすい感情である。

恥ずかしいという気持ちは基本的に不愉快な感情であり,自分自身の言動や行動を不名誉と感じる。

他人から注目されたり,隠し事をしたりしたときも,恥ずかしいと感じる。

恥ずかしい気持ちは,ネガティブな感情と結びついてしまうことが多い。

恥ずかしいと感じすぎてしまうことで,不安症状が強くなったり,鬱病傾向になってしまったり,自分自身を否定してしまったり。

恥ずかしいと照れることは非常に似ている。

しかし,照れることは誰かから褒められたり,ポジティブな行動をして注目されたりすることで起こる感情である。

妬み嫉みの嫉妬感情

嫉妬を英語ではジェラシーと言い,恋愛ドラマの中で必ずといって良いほど描かれる感情である。

嫉妬の感情は,ハンカチを歯で食いしばったり,おぞましい歪んだ表情になったりするイメージがある。

嫉妬というのは,学術的に言うと,登場人物が必ず3人いる。

一人目は,妬む人。

二人目は,妬む人が関係をもつか関係を欲している相手。

三人目は,その関係に脅威を与えるライバルである。

この三人の三角関係で起こる。

嫉妬は,怒りにも似た感情であり,愛する人を第三者に奪われる,奪われそうになることで,起こるネガティブな感情である。

この嫉妬感情は,家族間でも起こり,仲の良い人間同士でも起こってしまう。

罪悪感

罪悪感は,罪を感じる気持ちである。

罪悪感を持っている表情は,どんよりしたり,何か影を背負っていたり,ネガティブオーラが漂っているイメージがある。

しかし,意識していなくても,無意識の中で罪悪感を持っている場合もあるのだ。

罪悪感は,自分自身を悔い改める気持ちであり,良心とも関係している。

罪悪感を持つことで,自分の犯した過ちや考えについて苦しむ。

そして,その罪悪感を解消したい,和らげたいと思い,様々な行動に出る場合がある。

表情心理学の初級編で取り上げた,防衛機制もこの罪悪感が関わっている場合がある。

さらに,罪悪感を強く持つことで,自己嫌悪に陥ってしまったり,自分自身を攻撃してしまったりすることもある。

過度に罪悪感を持つことは,自分を傷つけてしまうこともある。

心理学ポイント 自己意識的情動

基本的感情は,基本的情動・一次的情動とも呼ばれる。この基本的感情がさらに発達し細かく分かれた感情を,自己意識的情動と呼ぶ。

自己意識的情動は,二次的情動とも呼ばれており,自分自身が他人にどう思われているのか・どう評価され非難されているのか,他人からの評価や目を気にする。

そのことに関して,自分自身と自分の行為をポジティブにとらえたり,ネガティブにとらえたりする。

視線で相手の感情を読み取る

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視線は,表情を見極める上で非常に重要となる。

目というのは,感情を隠しきることができないため,目を見ると相手の考えが分かってしまう人もいる。

現に力のあるメンタリストは,目の動きだけで相手が何を選択したのか理解できるらしい。

「目力」という言葉があるように,目には言葉無くしても,感情を伝えることができる。

さらには,感情が相手に伝わるのだ。

睨まれただけですくんでしまったり,ウィンクをされたら胸がときめいてしまったり。

見るという行為は,言葉を使わないノンバーバルコミュニケーションの中でも,最強のツールかもしれない。

目が上下に動いている

実は,左上・左下・右上・右下で感情や思考は異なる。

ここでは,右利きの人を例に説明していく。

左上を見ることで,自分が過去に体験した経験・風景を思い出している。

既に起こった出来事について考えている。

そして,左下を見ているときは,自分の思考についてしっかりと考えているときである。

これを自分自身で話し合いをしている状態であり,内部対話という。

右上を見ることで,これから起こることをイメージしたり,未来を想像したりしている。

まだ,起こっていない出来事について考えている。

そして,右下を見ているときは,これからどうすればいいのか,予測しながら考えている状態である。

この視線の動きで,浮気を探ることができる。

例えば,飲み会と言っているけれど,他の女とデートしてきたのではないか,ウソをついているのではないか?と思ったとき。

彼女「飲み会楽しかった?今日はどこで飲んできたのー?」

彼氏「うん,今日は駅前の西口にある居酒屋で飲んできたよ!」

このとき,彼氏の目線はどこに行っているのか?

目線が,左上を見ているのならば,実際に行った飲み会を(経験したこと)思い出しているが,右上を見ているのならば飲み会というウソの出来事(未経験のこと)を想像している可能性がある。

視線がキョロキョロしている

視線が右に行ったり左にいったり,上にいったり下に行ったり。

視線がキョロキョロ動いている状態は,必死に脳をフル回転させて考えているときである。

動揺している状態ともいえるため,ここで一気に畳みかけると,うまくいくかもしれない。

逆に真正面から目をじっと見ている状態は,はっきりとした意志を持っていて,自信がある状態である。

けれど,ウソをつきなれている人は,ウソ自体に自信があるため,しっかり真正面を見て相手を信じさせようと必死になっていることもあるため,注意。

上目使い

男性は女性の上目使いに弱い。

それは何故か,実は上目使いをするときというのは,相手を尊敬しているときなのだ。

相手に従う・服従したいと思うときは自然に相手よりも低い位置になる。

例えば,年上の人を「目上の人」というように,目より上というのは,自然に自分よりも立場が上の人になるのだ。

上目使いをする女性が可愛く見えるのは,自分を尊敬している様子を男性が本能的に分かっているからだ。

しかし,女性からすると,上目使い=可愛く見えるという程度にしか思っていないため,意図的に上目使いにしている場合は,尊敬など全くしていない可能性もある。

心理学ポイント 脳と視線

目と脳はつながっていて,右目部分は右脳・左目部分は左脳に関わっている。

右脳は感情や創造的な部分・左脳は知性的で理論を司っている。

そのため,右目では未来のことをイメージして作り上げて考えることができる。

反対に,左目では実際に起こった現実の出来事を論理的に考えることができる。

伴風京
左利きの人だと変わるんでしょうか?
だとすると、気づかない内に判断基準になってるのかもしれないなと思いました。
個人的に、この人なんか変わってるなーと思う人、左利きが多いので。
関係してたら面白いなぁ。

何気ない行動で相手の感情を読み取る

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表情を目の動きや視線で判断したあとで,次の判断要素として行動がある。

この行動は見た目でしっかり判別しやすい。

しかし,判断基準が曖昧なため,いろんなナンパを経験して,人とコミュニケーションをとることが大切だ。

腕くみをしている

腕くみをしていると,じっくり考え込んでいるというイメージがある反面,なにか気にくわないことでもあるのかな,とも思ってしまう。

腕くみ行動を心理的に見ると,自分を防衛している・本心を知られたくないという意味がある。

何故かというと,自分の胸には心臓があり,大切で守らなければいけない部分なのである。

他にも,自分を偉く見せたい,相手を批判しているという意味もある。

ナンパをしてすぐに腕くみをされたら,相手は自分に警戒している可能性がある。

腕くみだけではわからないときは,今までの知識をフル活用して,表情も見てみよう。

心理学ポイント 腕くみの実験

ある授業で,教師は学生を二つのグループにわけて講義を行った。

それは腕組をして授業を受けるグループと,そうではないグループだ。

結果は,腕くみをしていないグループに比べて,腕くみをしているグループは,教師に対して批判的な意見を多くもつことが分かった。

さらに,腕くみをしているグループの,授業の理解度や点数が低いという結果が出た。

伴風京
行動が、感情や思考力に影響するんですね。腕組むの癖なんでやめよう。

しきりに髪を触っている

ナンパの会話中に髪を触っているときは,自分に好意的な場合と,全く興味が無い場合に分けられる。

好意的な場合は,髪の毛を無意識に触ることで,自分の女性らしさをアピールしているのだ。

髪は女の命ともいわれており,髪の毛は女性らしさの象徴ともいえる。

・好意的な場合

さらに,頭をポンポンされる・撫でられるという行為で,キュンとする女性も多い。

自然と髪の毛を触っているのは,自分自身の欲求を満たしている(欲求が現れている)のだ。

しかし,これは好意的な場合であり,髪の毛を女性が触っているからといって,すぐに頭を撫でてあげようなんてすると,嫌われてしまう。

あくまで,判断要素の一つとしてほしい。

・興味が無い場合

意識的に髪をいじっているときは,相手に興味が無い。

この意識的にというのは,髪のセットをしたり,枝毛を探したり。

もう話したくない・暇である・やることが無い,ということをアピールしているのである。

表情でも明らかにつまらなそうにしていたら,もはや無意識的に髪をいじり,枝毛を探し,ナンパを拒否している可能性もあるため注意。

伴風京
なぜか分からないですが、頭の中に「鬼の様なギャル」が髪を触っている映像が浮かびました。

まとめ~表情プラスアルファで感情を読み取ろう~

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初級編と中級編を通して,そもそも感情にはどのような種類があるのか。

表情だけでどれほど感情を読み取ることができるのかを説明してきた。

表情というのは,笑顔ならば喜んでいるという単純な部分もあれば,笑っていても目が笑っていないなんていう怖いことも。

相手の感情をより知ろうとするためには,表情という基礎をまずはよく見る。(1)

その中で,目の動きや口元の動きといった,細かい部分を見ていく。(2)

次に表情の外側の部分を見ていく。

どのような行動をとっているのか,所作や動作を見る。(3)

これを一瞬の内で見分けることができれば,プロのナンパ師に近づくステップアップができる。

そもそも,ここまで相手の感情をしっかり見ることができるのならば,ナンパだけではなく,恋愛・友人,仕事の人間関係もかなりスムーズに進むかもしれない。

上級編では,さらに高度で難易度の高い方法を伝授していく。

伴風京
上級編楽しみにしています。

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